高齢者が車椅子を利用する場合の、住まいの使いにくさと、その体験談などを、いくつかの例から書いてみました。

より良い住まいの定義
より良い住まいの定義

車椅子と高齢者と住まい

高齢者になると歩けなくなる場合が多くあります。足腰が強い高齢者もいますが、高齢の影響がまず足腰に来て、歩けなくなる人も多くいます。そうなると車椅子を利用しますが、それがまた厄介で、日本の住宅は靴を脱いで上がる仕組みになっているので、車椅子で乗り上げる仕組みではありませんから、車椅子生活ではとても不便で、高齢者だけでは、車椅子を上げることもできません。この段差の問題は道路でもそうで、道路のわずかな段差もとても不便でした。外だけ歩けないのならば問題はありませんが、そうではなく家の中でも歩けないのですから、どうしても車椅子を利用することになります。室内用と屋外用を用意するとしても乗り換えるのにも大変です。

私の家では、もう仕方がないので、一台で済ませましたが、床などは外と同じになってしまい、ベッドを利用しました。そうするとベッドが床のような役目をするということになります。そのように一般的な住まいと高齢者用の住まいは根本的に造りが違うということがわかります。それをできるだけ近づける工夫が必要になります。要するに改装しやすい住まいの選択です。最初にそれができていれば、改修も楽になり、費用も少なくできます。